「公園の前の青い小さな酒場」

shingoshingo2007-12-01


酒場最後の夜でした。
酒があり、会話があり、音楽があり。
五年間この酒場で呑み、笑い、泣き、歌い、教わり、愚痴をこぼし、励まし、励まされ、音楽を聴き、アホ話をし、スケベな話をし、美味しいものや不味いのを食べて、ごはんを作り、料理を覚え、ギターを弾き、感動したり、怒ったり、恋をして、恋に破れて、落ち込んだり、幾千万の会話を幾千万の人達とこの酒場を通してしてきました。
サラリーマンの20年間と比べてはいけないけれど濃密で素晴らしい五年間。
この五年間は何物にも換えがたい僕の大事な時間でしたし、言い方を憚らずに表現するなら「青春」でした。
暇で暇で誰とも会話せずに帰り道に見上げた冬空。
ライブのあと、ドキドキして眠れなかった夜。
満席でパニックになりカウンターの中で回った夜。
嬉しかった。楽しかった。苦しかった。悲しかった。すべてから解放され、同時にすべてを失います。
また明日からゼロよりスタートしていきます。
本当にありがとうございました。
この青いドアを開いて入ってきてくれたすべての人達へ。
「公園の前の青い小さな酒場」を愛してくれたすべての人達へ。
「友」へ。
そして最愛の「人」へ。
おおきに。